WEBプログラマな今の自分について

学生時代に大学を休学して働いていた1年間も入れるとフルタイムで働いた期間がもうすぐ6年になります。(あってるかな?たぶん)


小さな頃からエンタメが大好きで学校でも学級委員とかは一切やらない代わりに、授業中は人一倍元気だったり、学園祭やクラス会などでコントや漫談などをしていました。
よく先生にも怒られたし、うんことかチンコとかが誰よりも好きだったので女の子にはモテなかったけど楽しかった。


周りの人を楽しませるのと同じくらい大好きだったのはゲームで、ファミコンが家に来たのと、僕が藤津くんちに通ったのとどっちが先わからないけど、小学校1年生2年生の2年間はほとんど毎日、同じクラスで近所で親友でファミコン王の藤津くんちに入り浸ってゲームばかりしていた。
当時、僕の親は普通レベルに厳しくて、ファミコンソフトは多くても誕生日とクリスマスとお年玉の年に3個増えるのがやっとだったので、父親ファミコン好きで家にファミコンソフトが100本以上あった藤津くんは神様のように輝いていた。藤津くんに関しては世界一の大親友で一生一緒だなんて思っていたけど、結局、僕が引越してからというもの、小学校を卒業するまでに2〜3回あった程度で気づいたら年賀状も送らないようになってしまった。
今でもたまに会いたいなーと思うけど、偶然出会っても気づかないかもしれないな。

と、そんなファミコン王の親友と小学校低学年の2年間を毎日一緒に過ごしたせいもあって、結構長いこと僕は任天堂エニックスに入って僕もゲームを作りたいという夢を持っていた。


その後は、ぶくぶく太っていたり、運動神経もあまり良くなかったり、なのに勉強ができた僕は客観的に見たらいじめられる要素満載だったんだけど。それを自分でわかっていたのかいないのか、常にクラス一ひょうきんなお調子者キャラに変化し、先に述べたようにモテないけど楽しい少年時代を過ごしました。


そんな僕だったので、高校生位になると、ゲームは普通に遊ぶ程度で(でも、ドラクエやるために仮病使ったりしてたけど、、、)どちらかとエンタメへの欲望が強くなって、大学生の時に友達とM-1に出たり(もちろん初戦敗退)なんか素人のオーディションを受けたりした。

結果、自分が演者となって人を笑わすのは世の中にはもっともっと凄い奴がいるから難しい、だったら裏方になって世の中を楽しませようと、大学を休学してテレビの世界にADとして飛び込んだ。

テレビは約1ヶ月頑張って作った番組が世の中の10%位の人の目に移り、近所のおばちゃんが面白いと言っている光景をみてニヤニヤできるという僕にとってはたまらない世界だった。だから僕は夢中になったし、必死に働いた。
ただ、当時の僕は若かった。勢いで飛び込んで、飛び込む前から飛び込んで半年たつまで、がむしゃら過ぎて頭を使うということをしなかった。だから、半年後に学生生活をエンジョイしていてやれ女だ旅行だと言っている友人と、1ヶ月に1回自宅に帰るか帰らないかで2〜3ヶ月休日の無い日給制の自分を比較すると居ても立ってもいられなかった。
結局一年は続けたけど、絶対に超えられないと思える天才たちや、すでにスカパーなどの登場で番組数が増え、制作費が減りどんどん厳しくなっているという業界の動向、言い訳は十分過ぎるほどあったし、なにより退学では無く休学していたという誘惑もあって僕は普通の大学生に戻った。

ここまで人生の21年間でプログラムなんて大学の授業でやっただけだった。その授業も(今ではちょっとすごくなってる)とある同級生の回答をフロッピーで写して提出していたから、実質完全無欠の未経験だった。


その後、マスマティカとテフがプログラム言語という間違った認識を持ったまま、大学を卒業し某大手金融系SIerに就職した。
僕は声が大きいのと、AD時代の1年間がみんなよりも少しアドバンテージになってたせいか、幹部候補生とかいわれながら、保守と顧客対応と営業メインの仕事をしていた。
一応ITを仕事にはしていたので、社会人になって1年半たって、プログラム言語がマスマティカというのは大嘘で、JavaとCとVBというのがプログラム言語だという認識に変わっていた。基本情報技術者なんてものを持っていたけど僕の知識はそんなもんでDBもOracle以外は世の中に存在しないと思っていた。


元来エンタメ志望の僕が金融系の固い環境で働くことに苦痛を感じるのには時間は余りかからず、1年半後に僕は社会人になって最初の退職をした。


その時、今となってはほんとに運の良いことだけど、何故か社長になりたいと思い、今なら WEBだあ!と10年出直してこいといいたくなるような精神でWEBサービスを作ろうと思った。
で、初めて世の中にJavaOracle以外にPHPMySQLというものがあるらしいHTMLというものでWEBサイトを作るらしいということを知って、朝から晩までWEBの知識を独学で勉強した。


で、携帯サイト専用のWEB制作会社を経て、今の会社に入ってあっというまだったけど気づいたらWEBの世界に入って、本格的にWEBプログラマになって3年ちょっと経ちます。


今年は携帯のエンタメサイトを0から作って1年間運用してきました。
テレビみたいに面白いサービスを目指しているけど、どこまで近づけたかな?個人的には結構いい感じに面白いと思うし、来年が楽しみな感じになっていると思う。
去年も巡り巡って僕はやっぱりエンタメが好きだなーなんて思っていたんだけど、来年は(今入り口だけど)また少し新しいことをします。


というわけで、今勉強しているのがこれ。

ゲーム制作のノウハウw



気づいたら、少年時代の夢をダブルで叶えようとしているんですよねw


エンタメやって、ゲームやって、ゲームっていっても携帯で遊ぶHTMLゲームなんだけどゲームはゲーム。
ソーシャルアプリはソフト販売のゲームとは違って、成長するゲームだから、僕がやりたかったテレビ番組のようなエンタメ要素も満載です。


WEBプログラマやって、エンタメサイト作ってたら、気づいたら忘れかけていた小さな頃の夢であるゲーム作りもしているってすごくない?

だからWEBって楽しいしWEBプログラマになってよかったなー。
と思う今日この頃。


とりあえず、ゲーム作りのアルゴリズムを頭に叩き込もう


で、叩き込んだら、来年は必ず成功させるんだ。どこを見ても好きな要素しか無いという千載一遇のチャンスなので、絶対に無駄にしたくない。
来年成功させて自分の給料も上げて、周りの給料も上げて、今までに無いくらいお金を稼いで、そして、再来年かその次か、オープンソーシャルとかいったプラットフォームに乗っからないエンターテインメント作りにもう一度チャレンジしたい。

つうか、本当にいい会社にいるなーおれ。